皆様、こんにちは。

今年もいよいよ残すところあと2日です。「早い」の一言ですね。体調には気をつけて頂き、万全な状態で新年を迎えられるようにしましょう。

年末年始はクリニック休診でご迷惑をおかけして申し訳ありません。1月6日より診療開始しますので、何でもご相談下さい。

さて、今回は過敏性腸症候群です。これは、器質的疾患(例えば腸炎や大腸がんなどの明らかな疾患)がないにも関わらず、腹痛あるいは腹部不快感とそれに関連する便通異常(便秘や下痢)が持続する状態で、ストレス、食生活、生活習慣などが関わっていると言われています。重要なことは、発熱、血便、体重減少などの症状を伴っていないか、器質的疾患がないかどうかです。これらの症状を伴っている時はもちろんですが、腹痛や便秘、下痢があるからと言って過敏性腸症候群とすぐに診断するのは避けるべきであると考えています。まずは、器質的疾患を除外することが大切で、血液検査、腹部レントゲン、腹部エコー、CTや大腸カメラなどから必要な検査を行います。最終的に過敏性腸症候群の診断に至れば、痛み止め、下剤、下痢止めなどの薬を検討します。薬物治療と平行して、ストレス解消、食生活や生活習慣の是正も必要です(脂肪分、コーヒー、アルコール、香辛料などの刺激物を避ける、規則正しい生活等)。しかし、治療をしても症状をすべてコントロールすることは難しいことが多く、症状緩和や症状の自己制御を目標とすることが多いです。

当てはまる症状があれば、是非このしたクリニックにご相談下さい。

それでは、次回のブログもよろしくお願い申し上げます。